神奈川県三浦郡葉山町で解体工事
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三浦郡葉山町の解体工事を巡る状況

葉山町は神奈川県の三浦半島西部に位置する人口約3.1万人の町です。西は相模湾に面し、日本におけるヨットレース発祥の地とされています。「葉山マリーナ」などのマリンスポーツ施設が有名で、1894年に「葉山御用邸」が造られてからは別荘地としても発展しました。また、葉山町は県内屈指の高級住宅地と言われており、町内にはいわゆる豪邸が多く、歴史を感じさせる建築物が多数ありますが、2016年には複合商業施設「SHOPPING PLAZA HAYAMA STATION」が開業するなど、ショッピング環境も充実しています。ほかにもミシュランに掲載されるような名店が多数あり、三浦半島の自然の恵みを楽しめるグルメにとっても嬉しい環境となっています。
葉山町の住宅事情を調べると、町内の住宅地には新築の分譲戸建て住宅が続々と登場しています。一方でマンションに関しては新築物件がほとんどありませんが、それには美しい景観を守るための「葉山町景観計画」が影響しているのでしょう。葉山町は自然と調和した優れた住宅景観となっていますが、その一方で歴史を感じさせる古びた建物も多く、なかには空き家状態のまま長年放置されているものもあります。葉山町においても空き家の増加が深刻な問題になりつつあるようです。

葉山町では空家等対策をより総合的・計画的に推進するため「葉山町空家等対策計画」を策定しています。「予防促進」「流通・活用促進」「課題解決」を3つの基本的な柱とし、その対象を、町内全域にある「空家等」と「特定空家等」(空家法第2条に基づく)としています。

ここからは、葉山町の解体工事の現状を紹介し、解体工事費用の相場、解体工事を依頼する上で留意するべき点などを紹介していきます。

三浦郡葉山町の解体工事費の相場(平均坪単価)

解体工事は「木造」「鉄骨造」「RC造」の3種類に大きく分類されます。解体工事費の相場は建物の構造で異なりますが、立地環境というのも重要です。葉山町は海岸付近を除けば丘陵地が多い土地で、山の高台に住宅が多数建っています。そういった場所で解体工事を行うとなると大型重機が使い難いでしょう。そうなると手作業メインの工事となり、自ずと工期が長くなります。費用もそれに応じて割高になりますので、これから紹介する解体工事費の相場についてはあくまでも見積りを取る際の一つの目安とお考えください。

ここからは、3つの分類ごとの葉山町の解体工事の相場(平均坪単価)を紹介していきます。

木造の解体費用相場

坪数 坪単価
10〜19坪 3.6万円
20〜29坪 3.3万円
30~39坪 3.1万円
40~49坪 3.0万円
50~59坪 2.9万円

まず「木造」の解体費用相場です。「木造」というのは主要構造部分に木材を使用した建築物のことを言います。葉山町における木造建物の解体費用相場は、一般的な規模の30〜39坪で坪単価3.1万円ですから、神奈川県の平均レベルです。ただし、立地環境によって差が出てくるでしょう。道幅の狭い道路沿いにある建物であれば廃材運搬用の大型車両を長時間停めておくことができません。そうなれば手間と時間が余計にかかりますので、解体費用にも影響してくるでしょう。また、生垣やブロック塀など木造住宅以外に解体・撤去するものがあればその費用が追加となります。

ちなみに、解体によって発生した木材や木屑は再資源化できる状態であれば業者に買い取ってもらうことができます。費用負担を軽減するため、できる限り解体工事の着工前に業者に相談しておくことをお薦め致します。

なお、ブロック塀の解体・撤去がある場合は、葉山町の「ブロック塀等撤去補助金制度」が利用できるかどうか、事前に確認しておくと良いでしょう。対象となるのは、戸建て住宅に付属するブロック塀等を所有する個人ですが、土地の販売を目的とする場合は制度を利用することができません。詳しくは葉山町にお問い合わせください。

鉄骨造の解体費用相場

坪数 坪単価
10〜19坪 4.4万円
20〜29坪 4.0万円
30~39坪 3.8万円
40~49坪 3.6万円
50~59坪 3.5万円

続いて「鉄骨造」の解体費用相場です。「鉄骨造」とは柱や梁などの骨組みに鉄骨を組んで造った建築物のことを言います。「鉄骨造」の建物を解体する場合、解体する建物にアスベスト(石綿)が使用されているかを事前に確認しておく必要があります。2006年以前の建物にはアスベストを含む建材が使われていることがあります。もし使用されている場合は葉山町に届出書を提出しなければいけません。また、アスベストの除去工事においては厳密な作業基準があり、近隣住民や作業員等に健康被害を及ぼすことがないよう安全に工事をする必要があります。そのためには、アスベスト処理の専門資格者が在籍する経験豊富な解体業者を選んでおくと安心でしょう。

なお、解体によって発生する鉄材や鉄くずに関しても有価物として業者に買い取ってもらうことができます。金額としても大きいため、解体業者と打合せをする際に忘れず確認しておきましょう。

RC造の解体費用相場

坪数 坪単価
10〜19坪 7.3万円
20〜29坪 6.7万円
30~39坪 6.3万円
40~49坪 6.1万円
50~59坪 5.9万円

最後に「RC造」の解体費用相場です。「RC造」とは柱、梁、床、壁などが鉄筋とコンクリートで作られており、その2つの組み合わせによって強度を増した建築物のことを言います。RC造の建物は低層マンションなどに多いのですが、葉山町においても5階建て以下のマンション等に多く見られます。RC造を解体するとなると、コンクリートを破壊するわけですから騒音や粉塵、振動などが発生してしまいます。近隣住民の生活への影響は避けられないでしょう。また、コンクリート塊の落下等、作業中の事故にも気を付けなければいけません。足場用の単管の落下など、近年事故が増えています。RC造の解体は大規模な工事になりますから、安全管理が徹底できる解体業者を選んでおきましょう。

神奈川県三浦郡葉山町で実際に行われた解体工事の費用事例

建物解体工事以外の案件や飲食店などの内装解体を行いたい方は、前述した費用相場を見てもピンとこないことでしょう。そこで、解体工事見積もり広場へご相談頂き、実際に受注にいたった案件の費用事例を随時ご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

  • 神奈川県三浦郡葉山町における解体工事の費用事例は現在作成中となっております。

三浦郡葉山町の空き家の種類と件数

葉山町の空き家の現状について政府統計データに基づき分析してみましょう。

葉山町の空き家の総数は2,220件です。総住宅数は15,010件ですから空き家率は14.7%で、全国平均を上回っています。なお、空き家というのは誰も住んでいない、住めない家ということではなく、別荘として利用している「2次的住宅」、「賃貸用の住宅」、「売却用の住宅」、この3つに該当しない「その他の住宅」の4つの種類に分類されます。葉山町の空き家2,220件の内訳を見ると、2次的住宅は900件で、賃貸用の住宅は380件、売却用の住宅は70件で、この3つのような利用目的がないその他の住宅に関しては870件でした。このデータを見ると、葉山町には別荘として利用している「2次的住宅」に空き家が多く、利用目的のないその他の住宅にも空き家状態の物件が多いことがわかります。

葉山町は「葉山御用邸」が造られてから別荘地として発展し、多くの著名人にも愛されている街です。高級住宅地としても知られており、町内には豪邸が多数あります。住環境の良さから横浜市や横須賀市のベッドタウン的な側面を持っていますが、高層マンション等はなく、「葉山町景観計画」によって良好な景観が守られていることもあって長閑でゆったりとした土地柄です。
葉山町には「2次的住宅」と「その他の住宅」に空き家が多いのですが、その要因を調べてみます。葉山町は保養地、別荘地という特徴があるため、町内には別荘として建てられた住宅が多数あります。葉山町の別荘の最盛期は昭和10年頃と言われていますが、いわゆる貸し別荘が1,500棟を超えた時期もあり、現在も築90年の日本家屋など、町内には多くの古い別荘があります。しかしながら近年は所有者の高齢化や代替わりによって別荘を利用する人が少なくなり、官民協力のもと利活用が進められているものの空き家状態の物件が増えているようです。また、利用目的のないその他の住宅に空き家が多くなっているのは、こういった別荘等が老朽化し、利用できない状態に陥っているものと考えられます。

こういった状況を受け、葉山町では「葉山町空家等対策計画」を策定し、具体的な取り組みを進めています。空き家の利活用を推進するため、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会鎌倉支部と「葉山町空家等の対策に関する協定」を締結し、神奈川県建築士会横須賀支部や葉山町シルバー人材センターなど専門団体と連携、協力し、空き家等対策を推進しています。
葉山町では町民から寄せられた空き家に関するお悩みに対応するため、相談事業にも力を入れており、相談内容に合わせて適切な相談先を案内しています。
さらに、葉山らしい美しい景観を守るため、葉山町と民間団体とが連携し、町内の古民家の利活用を推進する取り組みを進めています。

葉山町の人口は減少傾向にあり、高齢化率は全国平均を超えています。老朽化した別荘を相続で引き継いだとしても、相続人の居住地が遠方であれば適正管理が難しいでしょう。空き家状態が長くなるほど腐朽が進み、利用できない状態となることは明らかです。葉山町では空き家に関する相談に対応していますから、できる限り早いうちに相談してみることをお薦め致します。

ちなみに、葉山町の2019年の公示地価を調べると平均145,714円/㎡で、変動率は+0.22%でした。先に触れたように葉山町では空き家の利活用を推進していますが、物件数は2,000件を超えています。もし老朽化した空き家物件を所有している場合、修繕しなければ賃貸等で活用できないでしょう。今後修繕する予定がないのであれば、思い切って解体して売却するかコインパーキング等に用途変換することを考えてみてはどうでしょうか。

まとめ:三浦郡葉山町の家・空き家の解体は地元の解体業者に相談を

葉山町は海と山の恵みが豊かで、独自の景観と文化を有する美しい街です。明治から大正、昭和初期に建てられた伝統的な日本家屋やモダンな造りの邸宅も多く、「葉山らしい」街並みが大きな魅力です。しかしながら近年は地域の高齢化によって環境が変化しており、空き家状態の別荘や廃屋のようになった戸建て住宅が増加しています。一方で、丘陵部の住宅地には新築の分譲住宅が続々と登場している状況です。老朽化した空き家物件を所有している場合、賃貸等で活用することも難しく、固定資産税などの経済的な負担だけが重く圧し掛かることでしょう。問題を先送りにしていても何も良いことはありません。思い切って解体して更地にして売却することも選択肢の一つでしょう。

解体すると決めたならば、行政の制度や葉山町特有の環境に詳しい地元の業者を選びましょう。

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