千葉県富里市で業者に解体見積もり依頼!費用相場と補助金なども紹介
富里市は千葉県の北部、北総台地の中央に位置しており、東京都心から50km~60kmの距離にあります。古くから農業を中心に発展してきましたが、市の東側に成田国際空港が開港、東関東自動車道富里インターチェンジの開設などを契機に人口が急増し、平成14年に市制を施行しました。
昭和8年頃からすいかの栽培がはじまり、昭和11年に皇室にすいかを献上したことから、全国に「富里すいか」の名が知れ渡りました。全国でもトップクラスの生産量、収穫量を誇り、すいか祭りや富里スイカロードレース、すいかにちなんだイベントが毎年開催されています。
富里市の人口は平成17年をピークに減少傾向にあり、今後は高齢化も急速に進んでいくことが予想されています。人口急増時代に建築された住宅の老朽化等も重なり、今後は空き家の増加も懸念されます。
富里市では木造住宅耐震改修費補助制度を設けており、耐震基準に満たない住宅の改修工事を行う場合は補助金を交付していますが、高齢等を理由に改修せずに解体に踏み切るケースも増えています。
この記事では、富里市の解体工事費用の相場、業者選びのポイント、空き家の現状などを紹介していきます。解体工事をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
住宅の解体にあたって最も気がかりなことは、解体費用がどのくらい掛かるのかということでしょう。住宅の解体は一生に何度もあることではないので、費用の相場や付帯工事の内容などについてしっかりと覚えておくようにしましょう。
建物の造りは大きく分けて「木造」「鉄骨造」「RC造」の3つがあり、どの構造かによって解体費用も変わってきます。所有する建物がどの構造かを踏まえたうえで、ぜひ参考にしてください。
では、3つの建物の解体費用の違い、業者を選ぶ際のポイントなどについて見ていきましょう。
| 坪数 | 坪単価 |
|---|---|
| 10~19坪 | 3.3万円 |
| 20~29坪 | 3.0万円 |
| 30~39坪 | 2.8万円 |
| 40~49坪 | 2.7万円 |
| 50~59坪 | 2.6万円 |
富里市における木造建物の解体工事費用の相場は、一般的な広さの30~39坪で坪単価2.8万円と、県内では比較的安めの金額です。
富里市は県内でも持ち家率の高い市で、その多くが木造の一軒家です。市内の地域別の現状を見ると、成田市の鉄道駅に近接している北部の都市化が進んでおり、近年はこのあたりを中心に住宅が建設されています。一方で、南部は人口減少、少子高齢化が著しく進んでおり、今後は解体工事の需要も高まるでしょう。
富里市の南部は農地や森林が広がる自然豊かなエリアで、葉山地区や両国地区に比較的多く住宅地が形成されています。こうした地域では1軒あたりの敷地が広いため、倉庫やガレージ、庭木などがあることが多く、これらの解体・除去費用は付帯費用として加算されることになります。
住宅は解体するが庭は残したい、または庭の一部を残したいという場合は、トラブルにならないよう事前の打ち合わせの際に相談しておきましょう。
| 坪数 | 坪単価 |
|---|---|
| 10~19坪 | 3.9万円 |
| 20~29坪 | 3.6万円 |
| 30~39坪 | 3.4万円 |
| 40~49坪 | 3.2万円 |
| 50~59坪 | 3.1万円 |
鉄骨造の建物は、主にアパート、店舗ビル、倉庫などに多く見られる構造体です。木造の建物より強度が高く規模が大きい分、解体にも手間がかり、費用も高めになります。30~39坪の木造建物と比べると、坪単価で6千円ほどの差が生じます。
鉄骨造の建物は、その名の通り骨組みに鉄骨を使用しています。鉄骨とコンクリートを組み合わせたRC造の解体に比べると比較的容易で、工期も短く済むことがメリットでもあります。
一方、デメリットとしては、1970年代頃までに建築された建物には、アスベストが使用されているケースが多いということです。今後は、こうした古い建物の解体が一斉にピークを迎えるでしょう。
アスベストは人体に害を及ぼすため、解体や処理を行う際は厳しく規制されています。除去する際は大気汚染防止法に基づき、アスベスト使用の有無の事前調査、作業の届出等が義務付けられています。トラブルを避けるためにも、解体を依頼する際は資格を持っているか、きちんと廃棄物を処理してもらえるか等の確認をしておくことをおすすめします。
| 坪数 | 坪単価 |
|---|---|
| 10~19坪 | 6.6万円 |
| 20~29坪 | 6.0万円 |
| 30~39坪 | 5.7万円 |
| 40~49坪 | 5.4万円 |
| 50~59坪 | 5.2万円 |
RC造は、住宅、マンション、ビルなど様々な建物に見られる構造体です。鉄筋の枠組みにコンクリートを流し込んで固めるため、耐震性や耐久性に優れていますが、強固な造りがゆえに解体工事も大掛かりになります。
解体には複雑な工程や人件費がかかるため、3つの構造体の中で最も解体費用が高くなります。上記の表は建物の解体のみの金額であり、これに基礎杭、地下階、ブロック塀などの外構等、様々な要素が加わることによって金額も大きく変わってきます。特に、大規模なビルやマンションの解体は非常に高額になるため、業者選びも重要なポイントになります。
解体業者に見積もりを依頼しても、その金額が高いのか安いのかを判断することは難しいでしょう。手間や労力がかかっても複数の業者に見積もりを依頼して比較すると、不必要な作業はないか、法外な金額ではないか、などがわかります。
また、80㎡以上の建築物を解体する場合は、建設リサイクル法により認可された業者でなければ施工することができないため、資格を持っているかどうかなども確認しておくことをおすすめします。
上で紹介した構造別の坪単価をもとに、延べ床面積の坪数別に解体工事の本体工事費(税別)のおおよその総額を試算したものが下表です。坪単価は坪数が大きくなるほど割安になるため、各坪数に対応する単価を掛けて算出しています。あくまで本体工事の目安であり、後述の付帯工事費・諸経費・消費税は含みません。
| 延べ床面積 | 木造 | 鉄骨造 | RC造 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 参考坪単価 | 総額の目安 | 参考坪単価 | 総額の目安 | 参考坪単価 | 総額の目安 | |
| 10坪 | 3.3万円 | 約33万円 | 3.9万円 | 約39万円 | 6.6万円 | 約66万円 |
| 20坪 | 3.0万円 | 約60万円 | 3.6万円 | 約72万円 | 6.0万円 | 約120万円 |
| 30坪 | 2.8万円 | 約84万円 | 3.4万円 | 約102万円 | 5.7万円 | 約171万円 |
| 40坪 | 2.7万円 | 約108万円 | 3.2万円 | 約128万円 | 5.4万円 | 約216万円 |
| 50坪 | 2.6万円 | 約130万円 | 3.1万円 | 約155万円 | 5.2万円 | 約260万円 |
| 60坪以上 (参考) |
2.6万円~ | 約156万円~ | 3.1万円~ | 約186万円~ | 5.2万円~ | 約312万円~ |
※本体工事費(税別)の目安。参考坪単価は当ページの構造別坪単価相場(坪数帯別)に基づきます。60坪以上は50~59坪の坪単価をもとにした参考値です。北総台地に位置する富里市は、住宅地から農地の広がる地域まで敷地の状況がさまざまで、前面道路が狭い敷地や重機が入れない現場では手壊し作業が必要になり費用が上振れしやすいほか、アスベストや地中障害物の有無などにより変動します。延べ床面積(m²)÷約3.3=坪数で換算できます。
建物本体を解体して更地にする場合、ブロック塀や樹木、物置、室内の残置物などの撤去にかかる「付帯工事費」が別途必要になります。これらは本体工事費に含まれないことが多く、見積書では分けて記載されます。付帯工事の単価相場の目安は次のとおりです。
| 付帯工事の内容 | 単価の目安 |
|---|---|
| 養生費 | 800円/m²~ |
| 土間コンクリート撤去・処分 | 3,200円/m²~ |
| 樹木撤去・処分 | 6,700円/m³~ |
| ブロック塀撤去・処分 | 3,500円/m²~ |
| 物置撤去・処分 | 16,000円/棟~ |
| 庭石撤去 | 7,000円/m³~ |
| フェンス撤去 | 1,500円/m~ |
| アスベスト撤去 | 31,000円/m³~ |
| 室内残置物撤去 | 16,000円/m³~ |
※単価は数量や作業条件によって変動します。とくにアスベストの除去は使用箇所や範囲によって費用が大きく変わるため、事前調査による見積もりが必要です。
これらの付帯工事は、敷地の状況によって発生するものとしないものがあります。庭木や物置、塀などが多い敷地ほど付帯工事費は高くなる傾向があります。見積もりを取る際には、どの付帯工事が含まれているのかを業者に確認し、複数社で比較することで、適正な費用を把握しやすくなります。
ここからは富里市の空き家の種類や件数に基づいて、解体工事の需要を探っていきます。
総務省が平成25年に行った住宅・土地統計調査によると、富里市の住宅総数は22,440件、そのうち空き家の総数は2,810件です。住宅総数に対する割合は12.5%で、千葉県全体の空き家率12.7%とほぼ同等の値になっています。
空き家の内訳を見ると、「賃貸用の住宅」が1,570件、「売却用の住宅」が40件、休暇の際の避暑・保養などを目的とした別荘などの「二次的住宅」が40件、この3つのどれにも属さない「その他の住宅」が1,170件です。
富里市は、成田国際空港の開港に伴い昭和50年代から人口が急増しました。しかし、平成17年をピークに人口は伸び悩み、今後は減少傾向が続くと予想されています。特に20歳から30歳代の市外への流出が多く、この背景には都心部へのアクセスの不便さ、市内の働き口の少なさなどの要因があると考えられます。
県内には定住する目的で市内に住宅を購入すると奨励金を交付される制度を設ける自治体もありますが、富里市では現在のところそういった制度もなく、流入人口も増えない状況が続いています。今後は、人口が急増した時期に建築された住宅の所有者の高齢化がピークを迎え、空き家はますます増加するでしょう。
続いて、空き家2,810件の建物の状態ですが、腐朽・破損のある建物は640件、破損等がなく住まいとして問題のない建物が2,180件です。更に詳しく見ると、何らかの破損のある建物のうち、「その他の住宅」に該当する物件は一戸建が460件、共同住宅が70件あります。老朽化の進んだ利用目的のない建物は、放置しておくと倒壊などの恐れもあるため、早急な対処が必要となるでしょう。
富里市では、こうした人口減少・空き家の増加問題を踏まえ「富里市空き家活用制度」を制定しています。これは、空き家情報を全国版空き家バンクサイトに掲載、または市役所内で空き家情報を共用し関係各課や団体で活用、のどちらかを所有者に選択してもらう制度で、空き家の有効活用および市内への移住・定住を促進することを目的としています。
また、市では住宅リフォーム補助事業や木造住宅耐震改修費補助事業制度を設けており、こうした制度を利用してリフォームや改修工事を行っておくと、賃貸物件や売却物件として活用しやすくなるでしょう。
富里市では、倒壊などの危険がある空き家の解体を促すため、危険な空き家の除却(解体)費用の一部を補助する制度を設けています。あわせて、旧耐震基準の木造住宅の耐震診断・耐震改修への補助や、地震時に倒壊の危険があるブロック塀等の撤去費用への補助も行っています。いずれの制度も工事の契約・着手の前に事前相談・申請が必要で、予算の範囲内での受付となるため、解体をお考えの場合は早めに市の担当窓口へ相談することをおすすめします。
倒壊など著しく保安上危険となるおそれのある空き家(危険空家)の除却工事を行う場合に、その費用の一部を補助する制度です。空家等対策の推進に関する特別措置法に基づく特定空家等で、個人が所有する戸建て住宅が対象です。
| 区分 | 補助内容 |
|---|---|
| 危険空家の除却 | 補助対象となる撤去工事費用(税抜)の5分の4(限度額50万円・千円未満切り捨て) |
主な対象要件は次のとおりです。
申請は都市計画課宅地建築班の窓口へ持参します(原則郵送不可)。令和8年度は11月30日までの受付で、申請合計額が予算を超え次第終了します。
地震に強いまちづくりを進めるため、旧耐震基準の木造住宅の耐震診断と、耐震性が不十分な住宅の耐震改修に要する費用の一部を補助しています。解体(除却)への直接の補助ではありませんが、耐震性が不足した住宅の改修や建替えを検討する際に活用できます。対象は、平成12年5月31日以前に着工された、地上階数3以下の一戸建てまたは併用住宅の木造住宅です。
| 区分 | 補助内容 |
|---|---|
| 耐震診断 | 診断費用の3分の2以内(限度額8万円・千円未満切り捨て) |
| 耐震改修 | 耐震改修費用の一部(金額は要綱により定めるため要確認) |
※耐震改修の補助率・上限額は年度や要綱によって異なるため、最新の金額は都市計画課宅地建築班へご確認ください。耐震診断・改修とも、業者へ依頼する前に市の窓口へご相談ください。
地震による危険ブロック塀等の倒壊被害を防ぐため、道路に面した危険なブロック塀等の撤去費用の一部を補助しています。事前調査で危険と判定されたものが対象です。
※契約前に、危険ブロック塀等に該当するかの事前調査の申請が必要です。交付決定前に契約・着手すると補助を受けられません。着手前に都市計画課宅地建築班へご相談ください。
補助金・助成金の制度内容や金額、対象要件、申請期間は年度によって変わることがあり、受付を終了している場合もあります。最新の情報は富里市の公式ホームページでご確認のうえ、空き家の除却・耐震・ブロック塀の各補助について都市計画課宅地建築班(電話0476-93-5148)へお問い合わせください。
富里市の住宅総数に対する空き家の割合は、千葉県全体とほぼ同等の値です。近年人口の伸び悩みが続いている富里市では、若年層の市外への流出等により、今後は高齢化がますます進行すると予想されています。
高齢者が多くなると、遠方の子供や親類の家に移り住む、入院または施設に入所するなどにより、空き家も増えていくことが懸念されます。空き家は定期的に管理ができていれば問題はありませんが、管理をしなければいずれは劣化が進み、周辺住民に悪影響を及ぼすことになります。
また、著しく危険な特定空家等に認定されると住宅用地の特例措置が適用されなくなり、固定資産税が高くなる可能性もあります。所有者の負担も増えるため、少しでも解体を考えている場合はこの記事で紹介した解体費用の相場等を参考に、信頼できる業者を探して解体工事を進めましょう。
三裕建設工業株式会社
| 設立 | 昭和46年5月1日 |
|---|---|
| 資本金 | 5,000万円 |
| 所在地 | 〒286-0221 千葉県富里市七栄489-49 |
| 事業内容 | 土工工事 鳶工事 解体工事 土木一般 宅地造成 |
| 許認可 | 建設業許可 国土交通大臣許可 第016527号 |
株式会社ダイマツ 富里支店
| 設立 | 平成27年2月12日 |
|---|---|
| 資本金 | 100万円 |
| 所在地 | 〒286-0201 千葉県富里市日吉台3-28-12 |
| 事業内容 | 宅地造成工事 上下水道工事 舗装工事 鉄筋・型枠 解体工事 他 |
| 許認可 | 建設業許可 千葉県知事許可 第050311号 |
株式会社クオリスタ
| 資本金 | 500万円 |
|---|---|
| 所在地 | 〒286-0223 千葉県富里市新中沢484-3 |
| 事業内容 | とび 土木工事 解体業工事業 |
| 許認可 | 建設業許可 千葉県知事許可 第052152号 |
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