お風呂の解体にかかる費用はどれくらい?ユニットバスや在来浴室など種類別にも解説

お風呂の解体にかかる費用はどれくらい?ユニットバスや在来浴室など種類別にも解説

家屋全体を解体しなくても、室内の一部分だけを解体したりリフォームしたいことがあるでしょう。お風呂の解体もその1つであり、リフォームに向けて取り壊す家庭も少なくありません。そこで今回はお風呂の解体方法や費用相場、解体業者選びのポイントなどを中心にご紹介します。お風呂の解体やリフォームを検討している方はどうぞ参考にしてください。

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お風呂の種類と解体方法

それではお風呂の種類と解体方法についてご紹介します。家屋や建物を解体する場合は、それぞれの構造物に合った解体方法を採用することが一般的です。それと同様にお風呂に関してもお風呂の特徴や材質、構造などに合った形で工法を決定します。

その具体的な内容について確認しましょう。

在来浴室とユニットバスそれぞれの特徴

お風呂には大きく分けて在来浴室とユニットバスの2種類があります。在来浴室とは、浴室の大枠の中に浴槽やシャワー、壁やタイルなどのパーツを1つずつ組み合わせていくタイプのものです。

オーダーメイドで注文できるという特徴があり、お風呂に個性を出したい方やこだわりがある方は在来浴室がおすすめです。

一方で、ユニットバスとは浴槽や床、壁や天井、洗面台などがセットになっているタイプのお風呂のことを指します。別名で「システムバス」と呼ばれることもあり、すでにユニット化されているものを浴室に設置するという考え方です。

工場でまとめて生産してユニット化するので工期を短縮することが可能であり、費用的にも在来浴室より安く済むことが多いです。

ユニットバスの解体方法

それぞれのお風呂の解体方法について確認しましょう。ユニットバスの解体については、基本的にパーツごとに取り外しながら進めていきます。最初に浴室内に養生をしてから作業を開始します。

主に取り外すパーツとしては以下のものが挙げられます。

  • 浴槽
  • 天井
  • 洗面台

各パーツを取り外すと給排水管が見えるので、その取り外しや補修工事を行います。リフォームの場合はそのままにしておいても問題ありません。

1つ1つのパーツをばらしていくようなイメージで作業を進めるため、比較的短時間で解体作業を終えることができます。

在来浴室の解体方法

在来浴室の解体に関しては個々の大きさや構造、使用している素材に合う形で進めることがポイントです。最初に養生を行い、床や壁タイルのはつり工事から開始します。

はつり工事

コンクリートやアスファルト舗装などを削る工事のこと。お風呂の場合はタイルを削ったり壊したりすること。

床や壁のはつり工事を終えて、浴槽を撤去できる状態になった段階で浴槽を室外へ運び出します。その後、天井の取り壊しやドア枠周りの取り壊しを行い空っぽの状態にすることがポイントです。

在来浴室はユニットバスの解体に比べて時間がかかりやすく、費用的にも高くなることが多いです。

お風呂の解体費用相場

ここからはお風呂の解体費用相場についてご紹介します。在来浴室とユニットバスによって解体方法が異なりますが、費用相場に関してはどうでしょうか。

それぞれのタイプの費用相場を把握することで、実際に解体する際の予算設定も行いやすくなります。ある程度まとまった資金が必要になることを想定しつつ、相場を頭の片隅に入れておきましょう。

ユニットバスの解体費用相場

ユニットバスの解体費用に関しては、以下の費用が目安となります。

風呂の種類解体費用目安
ユニットバス10万円~15万円

解体工事と廃材の処分費用込みで10万円から15万円程度で収まることが多いです。ユニットバスのグレードによって多少高くなることはありますが、1つの目安として参考にできる金額です。

基本的に組み合わせたパーツを1つずつ撤去するだけなので、それほど手間や時間がかかりません。費用的には在来浴室よりも安く済むことが多いタイプのお風呂です。

在来浴室の解体費用相場

在来浴室の解体費用に関しては、以下の金額が目安です。

風呂の種類解体費用目安
在来浴室15万円~30万円

こちらも解体費用の他、廃材処分費込みの金額です。構造や広さ、使用している材質によって多少異なることはありますが、おおよそ15万円から30万円程度の費用がかかると見込んでおけば問題ないでしょう。

ユニットバスと比べて解体作業の時間や手間がかかることが多いため、費用もやや高くなりがちです。在来浴室の場合は壁や床のはつり工事など、大掛かりな工事になることも多く、専門性の高い業者に依頼することがポイントです。

浴室リフォームは補助金を受けられる可能性あり

浴室のリフォームを検討している場合は補助金を受けられる可能性があるので、その内容についてご紹介します。

同じ家に住み続ける場合は浴室の解体だけを行うことの方が少ないでしょう。リフォームのために解体することが多く、少しでも費用負担を抑えたいと考えることが自然です。

施主の費用負担を軽減するための方法について確認しましょう。

介護保険の活用

介護保険の対象になる方がいる場合、介護保険を利用することで最大20万円分の費用を支給してもらえます。それを浴室のリフォーム費用に充てても問題ありません。所得によっては10%から20%程度の自己負担が必要となりますが、少しでも費用負担を減らしたい方にはありがたい制度です。

介護保険を利用するためには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 要支援認定または要介護認定を受けている家族がいる
  • 浴槽の高さや手すりの設置などのバリアフリーに関する条件を満たしている
  • 工事開始前に自治体へ申請を行う
  • 工事終了後に自治体へ報告を行う

高齢者の場合は浴室内での怪我や事故が発生する可能性も少なくありません。家族の健康や安全を守るという点でも、介護保険を活用した浴室リフォームはおすすめです。

リフォーム減税制度の活用

浴室リフォームの費用負担を軽減するという点では、リフォーム減税制度の活用も有効です。浴室の解体やリフォームにかかる費用が安くなるわけではありませんが、その後支払う税金を安くすることで実質的な負担を軽減するという考え方です。

リフォームローンを活用する場合と自己資金でリフォームを行う場合の2種類についてご紹介します。

リフォームローンの活用

リフォームローンを使って減税制度を活用するためには、5年以上のローンを組むことが前提です。5年以上のローンを組んでリフォームを行った場合は、翌年から5年間にわたって所得税から年末残高の2%を控除してもらえます。

基本的な控除額に関しては最大37万5,000円までですが、バリアフリーや省エネのためのリフォーム工事であれば控除額が62万5,000円まで上がります。

耐震工事を行った場合は、別途25万円までの控除を受けられる制度もあります。

自己資金でのリフォーム

自己資金でリフォームを行う場合は、施工した年の1年分のみ標準工事費用の10%分の所得税を控除してもらえます。こちらもバリアフリーか省エネが目的のリフォーム工事に限られます。

控除額に関しては、工事の目的や同居家族によって変わります。

  • バリアフリーのためのリフォーム:最大20万円
  • 省エネのためのリフォーム:最大25万円
  • 多世代同居の場合:最大25万円

全ての条件をクリアした場合は最大で70万円の控除を受けられます。浴室リフォームに際してはこうした制度を活用することもおすすめです。

自治体の補助金や助成金の活用

浴室のリフォーム費用を抑えるという点では、自治体の補助金や助成金の活用も有効です。自治体によって助成金や補助金の制度を設けており、その内容や申請方法はさまざまです。

浴室リフォームを検討する場合は、一度、管轄の自治体に問い合わせてみるのも悪くありません。申請方法や支給条件などを確認した上で適切な対応を行いましょう。

お風呂の解体業者選び

ここからはお風呂の解体業者選びについてご紹介します。お風呂を解体してそのままにしておくのか、リフォームをするのかによって解体業者選びの考え方も変わります。

基本的な考え方としては建物の解体工事を行う場合と同様の認識で問題ありません。全体的な業者選びの考え方について確認しましょう。

一般的な解体業者で大丈夫

お風呂の解体工事の際も基本的には一般的な解体業者に依頼すれば大丈夫です。家屋や建物の解体工事を請け負っている業者に連絡を入れれば、ほとんどのケースでお風呂の解体工事も行ってくれるでしょう。

稀にお風呂の解体工事のみでは受け付けていないという業者もありますが、その場合は別の業者に連絡を入れれば問題ありません。

まずは、インターネットなどを活用して自力で業者探しをしてみるのも良いでしょう。

浴室解体の専門業者もおすすめ

お風呂の解体に際しては浴室解体の専門業者に依頼することもおすすめです。在来浴室にしてもユニットバスにしても大きさや構造、素材などがさまざまであり、専門的な知識を持っている業者の方がスムーズな作業に期待できます。

場合によっては電気やガスの取り扱いを行うことがあり、より専門的な知識やテクニックが必要とされる可能性もあります。

多少費用が高くなることもありますが、浴室解体の専門業者に依頼することも1つの考え方です。

リフォームを行う場合

お風呂をリフォームする場合は、リフォーム業者に工事を依頼することがおすすめです。住宅のリフォームや新築工事に関しては、「解体」と「建築」を分離発注した方が割安になるケースが多いです。

住宅に関しては、建築業者が解体工事を行えないことも多いので分離発注が基本です。

一方で、お風呂のリフォームについては解体と設置を一手に引き受けてくれる業者もあります。同じ業者に依頼することで、リフォームに向けた解体工事を行ってもらうことが可能となり、作業的にもスムーズに移行できます。

費用面で見ても同じ業者に依頼した方が安くなることも多いところがメリットです。

もちろん、お風呂の解体とリフォームを別々の業者に依頼することも可能です。双方のパターンの見積もりを依頼して、安い方を選択することも悪くないでしょう。時間的な余裕があれば、さまざまな業者の話を聞いてから結論を下すことも有効です。

基本は相見積もり

お風呂の解体業者を選ぶ際は、相見積もりを忘れずに行うようにしましょう。建物の解体工事と同様ですが、1社だけに話を聞いてそのまま契約してしまうのはリスキーです。

その業者が言っていることが本当に正しいのかどうか、費用面はどうか、工期や工法はどうかなどを判断するためには比較対象を作ることがポイントです。

そのため、少なくとも2社から3社程度の業者を比較した上で最終的に工事を依頼する業者を決めることが賢明です。

担当者の対応や態度、表情や言葉遣いなども含めて総合的な判断を下しましょう。

セカンドオピニオンも効果的

相見積もりと関連する部分もありますが、セカンドオピニオンを活用することも効果的です。リフォーム業者に解体工事も依頼しようと考えている場合、該当するリフォーム業者が解体工事を得意としていないケースもあります。

その場合は、解体工事業者や浴室解体の専門業者に見積もりや工法などを聞いてみることがおすすめです。

それぞれの専門分野の業者や担当者から話を聞くことで、施主にとってメリットのある判断をしやすくなります。

お風呂の解体工事やリフォームは決して安いものではありません。それなりの金額に見合う結果を得られるように納得いくまで話を聞くと良いでしょう。

まとめ

お風呂の解体工事に注目をして、お風呂の種類や解体方法などを中心にご紹介しました。お風呂の種類に応じた解体方法があり、費用相場も多少変わることを頭に入れておきましょう。また、浴室リフォームを行う場合は補助金を受けられる可能性があることも認識することがおすすめです。

家屋や建物の解体工事ほどの費用はかかりませんが、それでも数十万円以上の負担が発生することがやほとんどです。お風呂を解体した後の活用法を含めて、納得感のある工事にすることがポイントです。そのための業者選びであり、さまざまな方の意見を聞いた上で解体工事やリフォーム工事を行うと良いでしょう。

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